昔、胡族と隣接する中国の北辺の要塞《塞》に農夫《翁》が住んでいました。
ある日、耕作に使っていた農夫の馬が胡族の地へ逃げたのでした。
農夫は村の村長のところへ相談に行きました。
「大変だ、馬が逃げて耕作出来なくなってしまった。どうしよう、
こんな悲し
い事はない。」
村長は答えました。
「そうかも知れない、だが、そうとも言い切れない。」
農夫は村に帰って、村長が頼りにならないと、村人達にふれて廻りました。
ところが、その翌日農夫の畑に、逃げた馬が十数頭の野生の馬を引き連れて、
水と餌を求めて戻って来たのでした。
農夫は早速、牧場の柵を閉めました。
農夫は畑仕事が大変にはかどり有頂天になりました。
そして村の村長のところへ謝りに行きました。
「村長さん、申し訳ない。あんたは正しかったよ。
馬が逃げたのは不幸な事で
はなかった。
馬が逃げた事で多くの馬が手に入ったんだからな。」
村長は又言いました。
「そうかも知れない、だが、そうとも言い切れない。」
それを聞いて農夫は今度こそ「村長は狂ってしまった。」と思いました。
数日後の事です。農作業をしていた農夫の息子が、
乗っていた馬から落馬して
骨折してしまい農作業が出来なくなったのでした。
農夫は又村長のところへ相談に行ったのです。
「新しい馬がたくさん手に入ったのは、幸運な事ではなかったよ。
何故、それが
分ったのかい?息子は骨折して畑仕事が出来なくなったのです。
今度こそ本当に不
幸な事が起きた。
今度こそこの不幸を認めない訳にはいけないだろう。」
こう言うと村の村長は又「そうかも知れない、だが、そうとも言い切れない。」
農夫は、村長があまりに無知な答えしか言わないのに腹を立てて村に帰りまし
た。
その翌日、農夫の村は隣の国と戦争になってしまいました。
そして軍隊が村にやって来て、怪我をした農夫の息子を除き全部徴兵されて、
行
ったのです。
農夫の息子だけ徴兵を免れたのでした。
戦争に行った他の若者達は二度と村に
帰って来なかったと言う事です。
この故事が、私達に教えてくれる事は、目の前の現象にとらわれて、
頭の中で取り
越し苦労をし、悪い事ばかり起きるイメージを描きがちですが、
それは間違いですよね。
見掛け上常識で考えると悪い状況のように見えてもそこに意識を
集中せずに、
「やがては良くなる前触れかも知れない。」
と言う風に楽観性を育てたいものですね。
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